防衛はONで!
〜拠点のタイプ〜
ひとことに拠点といっても、いろいろなタイプがあります。そのタイプについて類別してみることにします。
私は次の4つに分類できると思います。
一般的な意味で「防衛」をしている拠点のことです。
この拠点は、遠征部隊が拠点を攻略することを防ぐことを目的としています。
しかし、英雄クロニクルでは、遠征部隊が圧倒的に有利であり、攻略失敗になることはほとんどありません。そのため、攻略失敗はあきらめつつも、攻略ターン数が僅かでも長くなることを目的としていたり、遠征部隊に犠牲者がでることを目的としていたりすると言うケースも、この拠点に含まれます。
傾向として、とにかく、攻略を難しくすることが肝心なので、防衛向きのキャラが配置されます。防衛方法にもよりますが、たいていの場合10人の防衛部隊は(範囲攻撃で同時に2人撃破されないように)隣接せずに配置されています。また、有利地形や不利地形が複雑に存在しているマップが使われていることが多いです。
本気防衛とは真逆で、遠征部隊が簡単に攻略できることを目的とした拠点です。
そのために、3×3+1防衛とか331防衛とも呼ばれる配置をしていることが多いです。つまり、10人の防衛キャラのうち9人までを攻撃宝珠の攻撃範囲である3×3マスに並べ、残った1人をその横に配置するということが多いです。
なぜ、攻略が簡単な拠点を用意するのかというと、3つの理由があります。
つまり、ゲームに不慣れな初心者でも、簡単に経験値を得ることの出来る拠点を用意することで、初心者の「接待」をしているのです。
ゲーム内で出来る行動の1つに、アイテムを探す「探索」があります。この探索には、「探索ゲージ」と呼ばれるものがあり、ゲージにポイントがたまっているほどよいアイテムが見つかりやすくなります。そしてゲージにポイントをためる条件の1つに「拠点防衛をすること」があります。
拠点防衛をするといっても、単にONにしているだけではダメです。他の部隊が拠点を攻めてきて、戦いが発生することが必要なのです。ということは、他の部隊が、どんどん攻めて来やすいようにすることが肝心。そこで、攻略が簡単な拠点を用意するわけです。
普段から接待拠点に通っている人は多くいます。
そんな方の中には、「接待拠点のおかげで、自分は楽に遠征が出来ている。その恩返しとして、他の人にも接待をしよう。」という考えを持つ方も多く、接待拠点を用意するわけです。
傾向として、とにかく攻略が楽な拠点です。威力が高く、命中率も並みの攻撃宝珠がいれば、3×3マスにいる9人は倒せるはずというコンセプトです。つまりお金のない初心者でも、たった1人の強力キャラを雇用すれば、簡単に攻略ができます。(実際は威力不足で生き残ることもあるので、再行動さんや増幅さんとセットで雇用する必要がありますが。)
ひとことで説明にしくいのですが、本気でも接待でもない拠点で、何かのコンセプトに基づいて構築した拠点です。
私がこれまで見た中では、次のような例があります。
つまり、傭兵を選択したり、配置したりする理由が、「防衛向き」でもないし、「接待向き」でもない。別の理由(狙い)に基づいている拠点です。
一見すると接待拠点のような配置(3×3+1)。しかし、よく見ると、防衛向き(高HP・高防御・高見切り)のキャラがいて、遠征部隊の傭兵が整っていない初心者だと、はまってしまう。…という拠点です。
要するに、接待と見せかけてやってきた初心者を引っ掛けて、「拠点防衛成功」を狙うワナということです。
理由があって防衛キャラをならべることになるケースもあります。(例1:自分の部隊のキャラが高防御のとき。例2:少しでも部隊力が高く、報酬のおいしい拠点に使用とした結果、など)しかし、そういった場合はコメント欄に「高防御がいます。気をつけて」のような警告が書いてあるはず。そういった拠点は(私の定義では)ワナ接待には含みません。
初心者を引っ掛けるのは、酷いことのようにも見えますが、個人的にはこれもありですね。だって、どこかで、酷い目に合わないと、いつまでも初心者のままですから。
ただ、中の人が酷い人に見えてしまうので、覚悟が必要ですね。
RP込みでメインキャラさんのキャラ説明欄にでも「『若い連中に、戦争を教えてやる。』が口癖」的なことを書いておいていただければ、カッコいいかもしれません。